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La poesia  作者: roman
701~800 絶望の中にいた頃
789/866

弦が切れるように

ギターの弦が切れるように

突然冷めてしまった

強く張りすぎたわけでも

絡まっていたわけでもないのに


君の好きな歌は

他の歌に紛れてしまった


あんなに愛してくれたのに

あんなに尽くしてくれたのに

使い慣れたカップが割れたときの

寂しさくらいは感じてる


誰かを好きになったのなら

まだわかってもらえたね

エッジが立っていたわけでも

押さえすぎたわけでもないのに


僕の好きな歌は

すぐに忘れてしまっていいよ


あんなにきれいに見えたのに

あんなに特別だったのに

安らぎを手に入れたと思わせて

ひとりぼっちにさせるなんて


あんなに愛してくれたのに

あんなに尽くしてくれたのに

最後まで愛を返さないなんて

ひとりぼっちにさせるなんて

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