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La poesia  作者: roman
701~800 絶望の中にいた頃
784/866

プリンセス・スマイル

なんて優しい笑顔なの

花の国のプリンセスみたい

青い空と歌う小鳥と

舞踏会しか知らないみたい


でも私気づいているの

そんな人どこにもいないって


染みついた色はかんたんに

落ちてはくれないものなの

風が読める人ほど深いところに

根強く残っているから


なんて優しい笑顔なの

つい信じてしまいそうになる

白い月と踊る小人の

束の間でも夢を見るなんて


でも私気づいているの

信じたほうが幸せだって


みんな勝ちたいところがある

負けてもいいところがある

優しくできるのは負けているところが

負けてもいいところだから

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