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La poesia  作者: roman
701~800 絶望の中にいた頃
748/866

空を見上げて

空の色を尋ねたら

みんな同じ色を言う

一度も空を見ないで


世界中が知っている

この国の空の色

私たちだけ知らない


目の前にあるものだけを

追うように仕向けられている

それで誰が笑うだろう

それで誰が泣くのだろう


空の色を知った気で

みんな同じ色を言う

一度も空を見ないで


別の色を求めたら

夢など語るなと言う

いつもつらいはずなのに


助け合えるものどうしで

競うように仕向けられている

それで誰が笑うだろう

それで誰が泣くのだろう


空の色が話せない

すべてなくしそうだから

それでも空を見上げて

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