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La poesia  作者: roman
701~800 絶望の中にいた頃
709/866

BALANCE

悲しみの中にいる私は

あの子を喜ばせたくないから

無理に笑顔をこらえた


悲しい顔になったあの子を

今度は泣いてほしくないから

無理にでもほめたたえた


そしてあとに残ったのは

卑劣な私と傷ついたあの子

ふたつの天秤 揺らしながら

バランスばかり気にしている


妬んでいるのに最後まで

冷たくはできないのね

それなら最初から嘘でも

寄り添えばいいものを


妬んでいるのに最後には

笑っていてほしいのね

それなら最初から優しく

寄り添えばいいものを

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― 新着の感想 ―
[良い点] ふと立ち寄って読んでみました( ´∀` ) 対極的でいて矛盾した、、、誰もが持ち合わせる感情ですよね(多分)。 こういう矛盾って人の持つ美しさでもあるな、と思います。 何話か読みました…
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