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La poesia  作者: roman
701~800 絶望の中にいた頃
707/866

物語のように

クロームイエローの視界が

涙に沈んだ秋

あの人の瞳に

もう愛はなかった


それでもどうにか引き止め

振り向いてほしかった

だけどもう心は

誰かのものだった


今ほど幸せが何かを

わかるときはなかった


生きているかぎり

悲しみはつきものと

強がってみせるの

物語のように


人をどれだけ騙しても

自分に嘘はつけない

あの人を忘れて

もう生きていけない


今ほど優しさがつらいと

思うときはなかった


憂鬱のままでいい

不幸のままでいい

私にはそれしか

残されていないから


生きているかぎり

悲しみはつきものと

強がってみせるの

物語のように

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