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La poesia  作者: roman
701~800 絶望の中にいた頃
703/866

小さな船で

凍る浜辺に

小さな船がついた

ライフジャケットを着た人が

流れるように出てくる


激しい波を

いくつも越えてきた

途中で沈んだ人もいる

それでも光を求めて


生まれた国が違っても

肌の色が違っても

髪の色が違っても

扉を閉ざさないで


愛する人が違っても

信じるものが違っても

たとえすべてが違っても

心を閉ざさないで


凍る浜辺に

小さな船がついた

帰ることのできない

彼らに手をさしのべて


乾いた叫び

響いてやまないのは

そびえ立つフェンスの高さと

何もしない私のせい

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