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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
7/866

黄昏

9月に黄昏を見てはいけない

夏が手を振っていること

思い出してしまうから

楽しいことが起こっても

すぐに終わりを考える

いつから癖がついたのだろう


9月に黄昏を見てはいけない

夏が落とした影の中

踊りそこねてしまうから

余白があると知っていても

新しい絵を諦める

いつから癖がついたのだろう


9月に黄昏を見てはいけない

夏がすでに懐かしいこと

思い出してしまうから

会いたい人と出会っても

すぐに別れを考える

いつから癖がついたのだろう


9月に黄昏を見てはいけない

秋がそこまで来ていること

思い出してしまうから

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