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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
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鳴かない鳥

鬱蒼とした森の中

ひとり静かに生きてきた

隙を見せないように

しっぽを出さないように


霧立ち込める森の中

ひとり無難に生きてきた

傷つけられぬように

撃たれてしまわぬように


鳴かない鳥は殺されない

そして誰にも縛られない


月も見えない森の中

時折 甘い夢を見る

とうに諦めたのに

今更もう遅いのに


鳴かない鳥は殺されない

だけど誰にも気づかれない


空の色を忘れて

海のにおいを忘れて

鳴かない鳥はいつしか

鳴き方さえ忘れてしまった


鳴かない鳥は殺されない

だけど誰にも愛されない


鳴かない鳥は殺されない

だけど誰にも救われない

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