表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
61/866

冷たい背中

送ってやるよと肩をたたかれて

振り返った帰り道

赤いライダースーツが

とても似合っていた


いつからか何となく感じていた

あなたが秘めてる思い

二人とも踏み込めずに

卒業していった


速すぎる街路樹

凍える夜の風

急なカーブでしがみついた背中

あのときの大胆さに

私は今 救われてる


めずらしく家まで送ってくれた

あの日が最後になった

ただ待っているあいだに

諦められていた


離れゆくまなざし

訪れる沈黙

なだらかな道でしがみついた背中

大きいのに冷たくて

涙が後ろに流れた


速すぎる街路樹

凍える夜の風

急なカーブでしがみついた背中

あのときの大胆さに

私は今 救われてる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ