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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
6/866

初めてのヒコーキ

飛行機乗ります はじめてです

ほどよいざわめき 心地よい

窓から遠い席だから

今も地上にいるみたい


見えない空の道は

南の国まで続いてる


君の寝顔の向こうを

大きな雲が泳いでる

心震えているのは

いったいどっちのせいなの


見えない空の道は

これから乱気流の中


イヤホンを取り出せば

映画のセリフが聞こえるけど

それより静けさの中の

ささやきに浸っていたい


朝になると機内食

フィッシュかエッグ迷ってる

小さな飴が配られて

わけもわからず投げ込んだ


見えない空の道は

そろそろ下り坂になる


もうすぐ着きます 耳が痛い

帰りも乗ります 気をつけて

異国の風が吹いている

今も空にいるみたい

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