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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
54/866

海が見えたら

海が見えたら窓を指さし

みんなの気をそらしたい

そのあいだに君のこと

見つめてしまえばいいからさ


やけに盛り上がるのはなぜ

何かがいつもと違ってる

今日から夜も一緒だなんて

やっぱりそれの仕業だね


電車の揺れに気づく頃には

みんな眠りだしている

このあいだに君のこと

見つめてひとり夢の中


降りる駅まであと少し

目覚めたみんなが騒ぎだす

悲しい別れの旅行だなんて

思えば輪には入れない


海が見えたら窓を指さし

みんなの気をそらしたい

でも帰りは君じゃなく

みんなを見つめていたかった

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