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プロテウス
メガロポリスの海を
泳ぎ疲れたナイトたち
空ではオレンジの残光が
今日も死んでしまった
厚いマスクとアーマー
どこではずせばいいの
安らぎ知らないプロテウス
大蛇にもライオンにもなれる
だけどどうしてもただ一つ
自分にだけはなれない
メガロポリスの夜に
浮かび上がるサンクチュアリ
休んでいけよと甘い声が
肩を抱いてささやく
重いソードとシールド
唯一 捨てれる場所
痛みを見せないプロテウス
炎にも大木にもなれる
だけどどうしてもただ一つ
自分にだけはなれない
戦い続けるプロテウス
大蛇にもライオンにもなれる
だけどどうしてもただ一つ
自分にだけはなれない
