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La poesia  作者: roman
401~500 海外ドラマに夢中だった頃
496/866

砂に書いたラブレター

サーフボード抱えて

君が手を振っている

きらめく海をバックに


パラソルの下ひとり

足元を砂粒が

くすぐって吹いてゆく


大波がせまりくる

君が待っていた


なまぬるい潮風が

頬をすべってゆく

悲しくてもいい

いつもそばにいれるなら


いつしか見失って

君を探している

まるでスターゲイザー


ビーチボールがふわり

空を泳いでいる


冷えてきた潮風が

頬をすべってゆく

翳りだしたこと

いつまでも気づかないで


君が戻ってくる

その前に吹き消して

砂にしか書けない

ひとことだけのラブレター

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