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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
47/866

soleil (ソレイユ)

冷たい風を握りしめ

負けるものかとつぶやいた

空には厚い雲がかかり

今にも雪が降ってきそう


凍えそうな僕の前を

みんなが走り去っていく

ボールを目で追いかけても

心まではついていかない


寒くて倒れそうなとき

ボールを蹴りそこねたとき

太陽だけが優しかった


冷たい視線浴びながら

負けるものかとつぶやいた

したいことをどこかにおいて

今 何をしているのだろう


奥から噴き出る思いを

ひとり必死に抑えてる

かけ声がいくつも重なり

ノイズのように聞こえてくる


ゲームに負けた後の風

痛いほど感じたとき

太陽だけが優しかった

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