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La poesia  作者: roman
401~500 海外ドラマに夢中だった頃
466/866

コートなびかせて

ガラス張りのビルに

映り込むトパーズ

目を細めて歩いた

夕暮れの街


店に入りかけて

くぎづけになった

通り過ぎた背中が

君だったから


幸せはいつだって

消えるときを知らせない

のんびりと君のこと

待っていた頃に戻りたい


角を曲がる君が

きっと最後になる

追いかけたならもっと

風は痛くなる


誰も覚えていない

ほんの小さな出来事

まだ忘れていないなら

僕に気づいて振り向いて


これから平気なふりをして

ときどき現れる痛みに

耐えながら生きていくの


泣きそうになるくらい

吹きつけてくるビル風

どんな明日が来ようと

走るよ コートなびかせて

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