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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
46/866

もしもどこかで出会えたら

秋空に広がる

薄い雲を集めて

綿菓子を作ろう


高台の公園

アイボリーのベンチで

夢を織り交ぜよう


もしもどこかで出会えたら

周りなんて気にせず

君のもとへ走っていける


最初に交わした言葉は

どこかそっけなくて

最後に交わした言葉は

どこかあたたかかった


夕陽が沈む前に

楓の葉が舞い散る

小径を下りていこう


秋色のフィルター通せば

いつもの街も

胸躍る異国さ


もしも今すぐ出会えたら

言いそびれたありがとう

君のもとへ届けにいける


最初に交わした笑顔は

どこかぎこちなくて

最後に交わした笑顔は

どこか寂しげだった


最初に交わした言葉は

どこかそっけなくて

最後に交わした言葉は

どこかあたたかかった

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