表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
La poesia  作者: roman
401~500 海外ドラマに夢中だった頃
447/866

エトランゼ

暖色のライトの下で

宛のない手紙を書くの

カーテンを閉めれば

どこでもないコンパートメント


あの人と旅したかった

でもそれは叶わなかった

いとしい悲しみ

まだどれくらい待っているの


ホテルの外ですれ違う人は

不思議なヘブライ語

写真で見たコバルトブルー

あのビーチまで誰か案内して


もう二度と来れないような

きっとまた来られるような

そんな場所ばかり

そう思う私でよかった


トルココーヒーの香り漂う

カフェを通り過ぎて

細い路地を少し行けば

華やかな布が目を引くスーク


夕暮れに沈みゆく石造り

灯る窓の明かり

ここはまるで童話の国

星空を魔法使いが飛びそう


帰りの飛行機の中は

曇った空と雨のよう

でも知っているの

まだ恋しいくらいがいいと

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ