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La poesia  作者: roman
401~500 海外ドラマに夢中だった頃
441/866

秋の終わり

君が今もあの日に

別れた街で暮らしていると

誰から聞けばいいの


白い息がとけゆく

冬近い夜の大通り

夢だけをたずさえて


秋のにおいがどうして

あんなに寂しかったの

卒業という言葉で

もう諦めたりしない


君が今もあの日に

縛られているはずがないと

本当はわかっているの


信号で止まるたび

ここにいられないと思うのは

みんな赤く染まるせい


秋のにおいがするたび

誰でも寂しくなるの

思い出は心の絵の具で

何度でも塗りかえられる


秋のにおいはどうして

人を寂しくさせるの

卒業という言葉で

もう諦めたりしない

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