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La poesia  作者: roman
401~500 海外ドラマに夢中だった頃
437/866

駅まで乗せて

陽射しがクルクルまわって

花びらのように落ちてくる

キャンパスのテラスで

君とはじめて会った


コーヒーの香り漂う

最近入った人気店

そろそろ帰ろうと

席を立ちかけたとき


駅まで送ってゆくと

はずんだ声色

バスで帰るからと

笑って別れた遠い秋


一緒にいた友達が

少し強引に引き止めた

テーブルの紙コップ

みんな片手に持って


悪い人じゃないことは

瞳としぐさでわかった

それなのにあのとき

何におびえていたの


親指でうしろをさして

誘ってくれたね

おどけていた君に

背中を向けた遠い秋


バスで帰るからと

笑って別れた遠い秋

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