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La poesia  作者: roman
401~500 海外ドラマに夢中だった頃
432/866

太陽にさよなら

強い夕風が吹いている

白い砂浜

寂れた駅も店も

すべてそのままだった


耳をすませば波の音が

あの日にいざなう

それは君をなくした

悲しすぎる秋の日


僕を守るためなんて

言わないでほしかった

また細くなった君が

声も出さず泣いていた


シーズンオフの海のにおい

あの日と同じ

照りつける太陽に

さよなら告げる季節


抱きしめることもできた

倒れそうな背中

そばにいてとどうして

ひとこと言えなかったの


移りゆく夕焼けの色

影をまとう横顔

また細くなった君が

声も出さず泣いていた

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