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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
42/866

海のそばのホテル

大きな窓にもたれて

口笛を吹いてみる

砂浜を走る友達に

見えないように手を振った


雲に覆われてゆく空

台風の予感

まだこうしていさせて

ひとり


疲れたことを理由に

広い部屋に残った

気がのらなかった旅でも

最後に笑えますように


雨が降ってきそうな空

台風の予感

まだ帰って来ないで

誰も


風が強くなってきて

雨も降りだしたみたい

海から離れる友達に

見えないように手を振った


いつもみんなと違ってた

それもいいと思う

まだこうしていさせて

ひとり

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