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La poesia  作者: roman
301~400 映画に夢中だった頃
384/866

rosa Winkel

紅葉散りゆく日曜日

君の手をとって歩いた

本の森へ行きたいと

君が笑って言ったから


キャラメル色のフロア

老人が新聞を広げ

難しい顔をしている


誰かが言っていた

ここに来れば何かひとつ

胸に響くものがある


ひと気のない隅の棚で

偶然見つけたのは

ガーネットの涙と

今も消えないラヴェンダーの染み


のぞき込む澄んだ瞳

それでも君に伝えよう

あの日が二度と来ないよう


誰もがデヴィルになる

何も知らないということは

誰かを殺す武器になる


小さな声があることを

ずっと忘れないでね

ガーネットの涙と

今も消えないラヴェンダーの染み

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