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風のない午後
風のない午後
雨が降っていた
やむのを待って
電話をかけた
白いハンカチ
ベランダにひとつ
少し濡れている
だから残した
悪い夢を見たんだ
本当になるなんて
べつに思っていないけど
水溜まりの道
重たそうな雲
あいだを漂う
初夏の憂うつ
子供の声が
外を駆けている
うたた寝したら
やんでしまった
実はこんなことがと
待っていたように切りだす
君の声が弾んでいた
ぼんやりとした
霧の街の中
ビルにまぎれた
午後のひととき
雨の日の気だるい感じを書きました。
風のない午後
雨が降っていた
やむのを待って
電話をかけた
白いハンカチ
ベランダにひとつ
少し濡れている
だから残した
悪い夢を見たんだ
本当になるなんて
べつに思っていないけど
水溜まりの道
重たそうな雲
あいだを漂う
初夏の憂うつ
子供の声が
外を駆けている
うたた寝したら
やんでしまった
実はこんなことがと
待っていたように切りだす
君の声が弾んでいた
ぼんやりとした
霧の街の中
ビルにまぎれた
午後のひととき
雨の日の気だるい感じを書きました。
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