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La poesia  作者: roman
301~400 映画に夢中だった頃
374/866

夏のララバイ

海岸沿いを歩いて

砂浜に下りた

穏やかな海と

潮の香り


昔 優しい人と

こうして座った

今なら話せる

哀しい恋


横顔で頷いている

あなたに出会えてよかった


そっと手をつないだまま

耳をすましたら

波が歌っている

夏のララバイ


このまま夕焼けの中に

とけてゆきたい

あの日の涙が

真珠に変わる


焼きつける太陽さえ

あなたとなら陽だまりみたい


何も言わずに肩を抱く

あなたに出会えてよかった




潮騒や川のせせらぎを聞くのが好きです。

心の子守歌みたいだなと思います。

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