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La poesia  作者: roman
301~400 映画に夢中だった頃
373/866

夕暮れの中を

萌黄色の波が

山のふもとで生まれて

君の家のあたりを

飲み込んでゆく


窓を閉めドアを開けて

駅まで迎えに行こう


懐かしい夕暮れの歌

口ずさみながら

追い風に想いをのせよう

君のそばを吹きぬけて


赤茶色の屋根を

二羽の鳥が越えてゆく

潮風に包まれて

心は旅立つ


青い空が映える場所

しばらくは来ないでしょう


思いもよらない愛の歌

耳をかすめたら

気にせず笑顔でかわしてね

向かい風だと思うから




子供の頃、毎年夏休みの数日間は祖母の家に泊まっていました。

そのときの風景を思い出して書きました。

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