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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
37/866

風のノート

君がさっき言ったひとこと

どんな言葉よりも嬉しかった

返事が少し遅れたのは

しばらく夢を見ていたから


ふと空を見上げたら

入道雲が浮かんでた

そのとき夏を感じたよ


優しい川風が

僕らのそばを吹き抜けた

メモを取ってくれたかい

風のノートにさりげなく


ハイウェイに白線を落として

夕暮れの中を帰っていこう

何気なく交わした言葉さえ

今は聞き逃したくないよ


恋という文字しか

最後に残らないような

二人にはしたくないから


涼しい夕風が

窓を開けたら吹き込んだ

メモを取ってくれたかい

風のノートにさりげなく


メモを取ってくれたかい

風のノートにさりげなく

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