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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
35/866

今日こそきっと

家に帰ろうとするけれど

どうしても足が向かない

どこよりも怖い場所へ

誰が好きで帰るだろう


別にしたいことはないけれど

いつもみんなと遠回り

時間かせぎは決まりごと

最後の悪あがきなんだ


出口のないトンネルを

ずっと歩いているみたい

今日こそきっと殺される

今日こそきっと殺される


暗い部屋で膝を抱えて

あいつが眠るのを待っている

お腹が空いてくるけれど

水を飲んで我慢するよ


見えないところのしるしが

痛くて寝返りがうてない

優しい人に嘘ついて

二人の秘密を守るよ


ぼんやりするとなんだか

少し耐えられるみたい

明日はきっと殺される

明日はきっと殺される

児童相談所虐待対応ダイヤル「189」

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