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La poesia  作者: roman
301~400 映画に夢中だった頃
312/866

月夜の線路の上を

私のかわりに傷ついた

あなたのことが離れない

誰もなぐさめないで

月夜の線路の上を

これから走っていくから


どこまでも闇の中へ

続いているような

どこの駅にも止まらず

終わりのないような

悲しみの列車に

ひとり飛び乗ったの


あなたがかわりに苦しんで

あの人が立ち直れない

どうしてあなたが今

私のそばにいるのと

思われてそうで怖いの


いつまでも闇の中を

抜け出せないような

ずっとこの先ひとつも

光のないような

悲しみのトンネルで

ひとり耐えているの


私があのとき傷ついて

今泣いていればよかった

誰もなぐさめないで

月夜の線路の上を

このまま走っていくから

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