表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
31/866

ほめたその後

毎朝 席に着いたら

君が顔を近づけてくる

だけど残していくものは

かゆくなるほどのほめ言葉


もっと話したいけれど

なぜか言葉が出てこない

僕といてもつまらないと

気づかれそうで怖いんだ


ほめるだけほめて

みんな離れていく

ほめなくていいから

ずっとそばにいてほしい


嘘の向こうにはいつも

悪魔がいると思われる

本当のことを言ったって

誰かが悪魔に変わるだけ


そうはならない人だって

次の朝には忘れてる

だから困ったふりをして

無難にやり過ごすんだ


名前を呼ばれたり

答えを書くたびに

ゴーストは見えてしまう

驚かしたくないのに


ほめるだけほめて

みんな離れていく

ほめなくていいから

ずっとそばにいてほしい

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ