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La poesia  作者: roman
301~400 映画に夢中だった頃
309/866

銀嶺

どうしてふられたの

泣いているだけの夜

窓の外の雪が

寂しさ積もらせてゆく


凍えてしまえば楽なのに

毛布探しているなんて


眠ってしまえ安らかに

今宵の夢は銀色

吹雪の中に消える影


冷たい手のひらに

哀しく光るリング

無邪気だった頃が

憎らしくて投げつけた


もろいものほどもろくないと

人は思いたがるから


一度目覚めた寂しさは

次のぬくもりを探す

朝にはとける夜の雪


眠ってしまえ永遠に

今宵の夢は銀色

吹雪の中に消える影

どこまでも追いかけて

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