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銀嶺
どうしてふられたの
泣いているだけの夜
窓の外の雪が
寂しさ積もらせてゆく
凍えてしまえば楽なのに
毛布探しているなんて
眠ってしまえ安らかに
今宵の夢は銀色
吹雪の中に消える影
冷たい手のひらに
哀しく光るリング
無邪気だった頃が
憎らしくて投げつけた
もろいものほどもろくないと
人は思いたがるから
一度目覚めた寂しさは
次のぬくもりを探す
朝にはとける夜の雪
眠ってしまえ永遠に
今宵の夢は銀色
吹雪の中に消える影
どこまでも追いかけて
どうしてふられたの
泣いているだけの夜
窓の外の雪が
寂しさ積もらせてゆく
凍えてしまえば楽なのに
毛布探しているなんて
眠ってしまえ安らかに
今宵の夢は銀色
吹雪の中に消える影
冷たい手のひらに
哀しく光るリング
無邪気だった頃が
憎らしくて投げつけた
もろいものほどもろくないと
人は思いたがるから
一度目覚めた寂しさは
次のぬくもりを探す
朝にはとける夜の雪
眠ってしまえ永遠に
今宵の夢は銀色
吹雪の中に消える影
どこまでも追いかけて
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