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La poesia  作者: roman
301~400 映画に夢中だった頃
301/866

紅にコウモリ

誰かを好きになり

ひとりが怖くなる

誰かを嫌いになり

ひとりでいたくなる


自分になれない恋だった

けれどそっと守っていた


宵の空に紅

コウモリのシルエット

まだ浮かぶ記憶

飛び交って消えてゆく


何気ない言葉に

愛を閉じ込めていた

君の笑顔の中に

愛を探していた


誰かみたいな恋だった

けれどつなぎとめていた


宵の空に金星

コウモリのシルエット

紫の彼方

飛び交って消えてゆく




夕闇の空は幻想的で、見ているとまるで童話の世界にいるような気分になります。

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