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La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
300/866

金木犀

金木犀の香りが

風に乗ってここまでくる

君が隣にいれば

わかちあえた秋


この僕でどこまでいけるだろう

もう少し生きてみたら

小さな答えがいくつか

見つかるだろうか


ひと夏の夢だったと

思えるまでここにいよう

橙色の花が

みんな落ちるまで


誰もが抱えきれない痛みを

持っていると思えない

小さな心が何かを

壊したがってる


他人事のように思えるのは

傷を避けてきた癖

優しくしてくれた君に

見破られた癖




金木犀の香りが好きです。

小さな花もかわいくて好きです。

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