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La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
299/866

Mach’s gut!

タクシーの川が

どこまでも続く道

君はもう夜の

空をゆくほうき星


愛し合っていても

帰るときが来るんだ

君の青い瞳

寂しげに潤んでいた


ミュンヘンに着いたら電話して

声が聞けたら大丈夫


広いロータリーで

強く抱きしめ合った

ひとりは束の間

きっと戻れよMach’s gut!


残された人と

スーツケースひく人

行き交うスクリーン

君の笑顔浮かんでる


ミュンヘンの街に降り立つ頃

君の涙も乾くはず


いつかこんなことで

離れなくてよくなるさ

ひとりは束の間

きっと戻れよMach’s gut!


タクシーの誘惑

振りきって帰るよ

夜風のにおいを

今は吸い込みたいから

Mach’s gut[マハスグート]= 元気でね(ドイツ語)

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