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La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
298/866

ノールカップ

トンネルを抜けると

広がる荒野

ひとりで走る

マーゲロイ島


静かな海と空

沈まぬ太陽

ひとりで走る

崖の上の道


眠ってしまわないで心

途切れることなく輪になって

響き続けるヨイクのように


最北の岬目指して

誰も知らない旅に出た

霧がおおうノールカップ

明日のように白んでいた


地球儀のモニュメント

迎えてくれる

激しい風に

思わず目を細めた


眠ってしまわないで心

進み続ける時の中で

海を渡るトナカイのように


忘れた思いを探しに

すべてを置いて旅に出た

霧の中のノールカップ

明日のように白んでいた


最北の岬目指して

誰も知らない旅に出た

霧がおおうノールカップ

明日のように白んでいた

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