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La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
285/866

夜想曲(ノクターン)

汽笛が聞こえる

静かな夜

古いオルゴールを

まわしてみる


揺れるカーテンが

誘うけれど

今は行けないの

会いたくても


気休めはいらない

悲しいことは

これからも起こると歌って


最後の笑顔が

離れないの

あなたが呼ぶ声

忘れないの


幼い頃泣いて

困らせたのは

こんな別れに気づいたから


気休めはいらない

愛する人は

いつか旅に出ると歌って


冷たい風のレース

ひるがえして

銀の葉のイヤリング

光らせながら


冷たい月のライトに

手をのばして

青い涙ひとつ

流しながら

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