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La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
276/866

翼を広げて

あの子を泣かせた人に

ついていくなんてどうかしてる

お別れのときが来たのね

曇り空 突き抜けて

しばらくひとりになりたいの


一緒に暮らした日々が

墨色に染まっていく


翼を広げて飛び立った

風に乗って探したの

だけど降り立つ先は

あなたと出会った場所だった


あの子を泣かせた人が

そんなこと忘れて笑ってる

あなたもそばで笑うのね

霞む山 飛び越えて

優しい人に会いにいくわ


まだきれいな思い出も

墨色に染められたら


翼を広げて飛び立った

雨に濡れて探したの

許せる日は来ないと

思えば落ちてしまいそうよ


翼を広げて飛び立った

風に乗って探したの

だけど降り立ちたいのは

微笑むあなたのそばだった

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