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サンバノ
サンバノ 赤い頬した君に
列車に乗って会いに来た
弓の引き方忘れたけど
ゲルで夜通し飲んだこと
何かの拍子に思い出してた
馬の名はスノーチャペル
ハンモックの森
みんなそのままだったのに
街で親切だった人と
これきりになるのが悲しかった
それなのに君に手を振ったとき
どうして会えると思ったの
サンバノ 赤い頬した君は
帽子がとても似合ってた
モリンホールの演奏会
星降る下で聞いたホーミー
何かの拍子に思い出してた
雪のスロープを下りて
振り返っても
君だけがそこにはいない
庭の木にとまったスズメと
これきりになるのが寂しかった
またいつかって手を振ったとき
本当に会えると思ったの
街で親切だった人と
これきりになるのが悲しかった
それなのに君に手を振ったとき
どうして会えると思ったの
Сайн байна уу?(サンバノ) = こんにちは(モンゴル語)




