表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
265/866

Inaudible

バーミリョンの空へ続く坂道

春のはじめの風が吹いてくる

隣を歩くのは15歳の自分と

気づけなかった恋


最初に話した日を覚えてる

偶然そばに立っていたね


君の低い声が

耳元聞こえたのに

ひとりごとだと思い

聞こえないふりをした


再会は突然 改札口で

目が合ったとき僕だと気づいた?

大人になったけれどまだ残る面影

今度も見送った


あの日僕を笑わせようとして

自転車の後ろに乗せたの?


急な下り坂を

転げそうになっても

走り続けたかった

気づかないふりをして


君の低い声が

まだ今も聞こえてる

ひとりごとだとしても

振り返ればよかった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ