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STARING GAME
屋上に駆け上がったのは
スクランブルを見下ろすため
雨が降りそうな風に
守られて安らぐの
今日なんてすぐに過ぎるから
沈めるだけ沈むつもり
友達ってあっけなく
消えるものだったのね
信じていたから教えた
もう冗談しか言わないわ
始めようよSTARING GAME
遠慮しないでSTARING GAME
素直な気持ちを見せるまで
瞬きなんてさせないわ
震える声を押しころして
もう一度会いたいと言った
このまま終われるなんて
まさか思ってないでしょ
妖しすぎる空の色
私の背中を押している
覚えててよSTARING GAME
今日の仕打ちをSTARING GAME
見え透いた嘘をつくのなら
悪魔にだってなれそうよ
始めようよSTARING GAME
遠慮しないでSTARING GAME
罪を認めて謝るまで
瞬きなんてさせないわ




