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La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
256/866

月の桂

蔦紅葉をくぐって

あなたの部屋を訪ねてゆくの

今なら月の桂さえ

信じられる気がするわ


澄んだ空を仰げば

出会った頃に帰ってゆくの

秋の夜長のささやきを

小箱に入れて贈るわ


あなたは偶然出会えたと

本気で思っているみたい

あれは私の恋の罠

告げれば何て言うかしら


蔦紅葉にからまり

あなたが来るのを待っていたの

優しい瞳に見つかり

やっと私は生まれた


星が瞬く空の下で

あなたとはじめてダンスした

あれはあなたの恋の罠

あなたなしではいられない


あなたは偶然出会えたと

本気で思っているみたい

あれは私の恋の罠

告げれば何て言うかしら


今でも信じていますか

伝説の月の桂

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