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La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
250/866

SANCTUARY

綿菓子にはほど遠い

土にまみれた羊たち

馬にまたがる君が

夏の陽射しにとけていた


前をゆく君の髪と

戯れていた山の風

転げそうになっても

振り返って笑っていた


心配するなと言った

君の瞳が離れない

あのとき言えなかった

言葉のすべて届けたい


汚れた車とばして

迎えに行けばよかった

草の風香るたび

よみがえるあの夏の日々


どうにかなるさと言った

君の瞳が離れない

あのとき言いたかった

思いは今も変わらない


ずっと一緒だと言って

君の瞳に答えたい

背中に手をまわして

強く抱きしめ返したい

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