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La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
249/866

夢の後はひとり

春から夏になる頃は

夜風を感じていたくなる

騒いだ部屋は置き去り

夢は覚めてから輝きだす


星たちは雲に覆われ

ただひとつわかるおぼろ月

さっき見終わった映画

余命3か月の主人公


考えたくはないことばかり

浮かんできてしまいそう

夢の後はひとり

本当の私になれるとき


ドアの開く音が聞こえて

君が隣で肘をついた

遠い猫のシルエット

秘密のことみたいに教える


次第に青くなる空と

浮かび上がる向かいのビル

どこからか白い朝もや

街を起こして消えてしまった


話す気なんてないことばかり

口に出してしまいそう

夢の後はふたり

本当の愛に気づくとき


夢の後はひとり

本当の私になれるとき

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