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La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
234/866

今ならわかる

もう嫌だと言った君を

僕は包んであげられなかった

吹いてくる風よりも

あのときの僕は冷たかった


帰らないと言った君に

僕は理由も聞かず手を振った

降りだした雨よりも

あのときの僕は冷たかった


今ならわかる

どうして別れ際に

いつも立ち止まったのか

僕は幼かった

10年分 幼かった


来なくなっていった君を

僕は本当は喜んでいた

そこにいた誰よりも

あのときの僕は冷たかった


今ならわかる

誰がそうさせたのか

どうすればよかったのか

僕は幼すぎた

10年分 幼すぎた


今ならわかる

どうして別れ際に

いつも立ち止まったのか

僕は幼かった

10年分 幼かった

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