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La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
229/866

Stormy Night

嵐が来ると聞いていたのに

君と会う約束をしてしまった

気づいて電話をかけたけれど

待っていると言われてしまった


雲は川のように流れ

風は窓をたたいている

みんな飛ばされそうな夕方

私も飛ばされるかしら


嵐が来ると知っていたのに

君は私に会いたいと言わせた

今までずっとひとりぼっちで

しかたなく君のそばにいた


雨は滝のように降って

すべてに水の音がする

キッチンにありえない速度で

まわる観覧車が見えた


インクは薄れていくけれど

皺はもとには戻らない

そんなふうに恋をなくしても

君といた私は消えないの


テレビに映る街を見て

やめてよかったと思った

みんな飛ばされそうな真夜中

私も飛ばされるかしら

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