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La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
228/866

マカロニサラダ

ひとりでいるとつぶれそうな夜

青いのれんをくぐったら

はじけるような声がする


椅子に座ると知らない人から

カツオの皿がまわってくる

めずらしいから食べてみなと


酔いつぶれてるあの人も

毎晩立ち寄るあの人も

帰るときには笑ってる

明日も来るよと笑ってる


チーズと長いもを揚げながら

いちばん奥の二人組に

焼酎入れてジョークを言う


ガラス戸が開いて声がすると

みんなすぐに席を空ける

だし巻き玉子お持ち帰り


帰りたくないあの人も

初めて立ち寄るあの人も

みんな友達つれてきて

あなたを好きになっていく


これからたくさんいいことあるよ

まだ若いんだからと背中押す

あなたもですよと言えずに

マカロニサラダ頬張った

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