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Pinky Swear
君が最初に座った席は
僕の隣だったね
その日のうちに喧嘩したけど
いつしか心開いていた
みんなが僕らを取り囲んで
お似合いだと言ったね
二人とも悪い気がしなくて
何も言わずはにかんでいた
来年はもっと
再来年はもっと
仲良くなるつもりだった
からかわれたって
また喧嘩したって
一緒にいるつもりだった
君の旅はいつまで続くの
ここにとどまれないの
涙こらえて指切りをした
いつの日か必ず会おうと
帰り道ずっと
これからもずっと
離れたくないと思った
まぶしい笑顔と
栗毛色の髪を
忘れたくないと思った
来年はもっと
再来年はもっと
仲良くなるつもりだった
からかわれたって
また喧嘩したって
一緒にいるつもりだった




