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La poesia  作者: roman
001~100 小さな世界で生きていた頃
22/866

Dandelion

長かった試験が終わり

今 電車に揺られている

遠くの山はかすんで

空は薄っすら曇ってる


立ったまま目を閉じると

同じリズムで眠りそう

解けなかった問題は

帰ってから解くつもり


明日からチャイムも先生も

しばらく忘れられるから

心の中でたんぽぽが

ようやく咲き始めたよ


赤いタワーが見えてきたら

急なカーブにさしかかる

みんな一緒に踏ん張るとき


時間もクラブも宿題も

しばらく忘れられるから

心の中で春風が

ようやく吹き始めたよ


今では会えなくなることが

ちょっぴり寂しく思えるけど

心の中でたんぽぽが

ようやく咲き始めたよ

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