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La poesia  作者: roman
201~300 哲学に出会った頃
219/866

LAKEBED

薄暗い湖の底

小さな泡がのぼっていく

ただひとつわかること

僕だけ沈んでいること


寂しさはとけていった

残っているのはあの日

放り込まれたあの日


助けは来ないと知った日から

砂に埋もれて眠っている


上がってこいよと氷魚ひうお

小さな尾びれ差し出してる

それじゃあ上がれないよ

一緒に沈んでいくだけ


優しさはとけていった

残っているのはあの日

愛されていたあの日


助けにならない声ばかりが

水面のほうから聞こえてる


助けさえぎる大きな波が

水面の近くで暴れてる


もう帰れないと知った日から

砂に隠れて眠っている

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