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メタモルフォーゼ
ドアを開けたらそこは
異空間のようだった
慌てる君の姿
並んだ2つのコップ
すべてのピースがつながった
別れの予感を後にして
ひたすら風を追いかけた
メタモルフォーゼと唱えれば
みるみる月は赤色に
霧立ち込める夜の中
そっと目覚めるリヴェンジャー
今頃 笑っている
こんな日を待っていたね
抱きしめることもなく
背を向けて眠る二人
どこかで僕も待っていた
燃え立つ炎に吹きつける
冷たい風が心地よい
ドゥンケルハイトと唱えれば
みるみる街は漆黒に
愛した日々は闇の中
帰っていくよトレイター
メタモルフォーゼと唱えれば
みるみる月は赤色に
何もしないで消えないよ
やっと目覚めたリヴェンジャー