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月曜日の朝
目覚まし時計のベルが鳴る
急いで布団にもぐり込む
世界でいちばん嫌な音
聞いているのがつらいから
朝の重さに耐えられたなら
今日一日生きていけそう
何曜日でも朝は朝
そう思えたら楽なのに
いつになっても思えずに
だんだん大人になっていく
朝の気分が軽くなる頃
今日という日が終わっていく
目覚まし時計のベルを止め
もう一度布団に潜り込む
大事にしてきたぬくもりを
脱ぎ捨てるのはつらいから
朝の重さに耐えられたなら
今日もやっと生きていけそう